「屋上防水の在来工法は、通常12年前後で全面改修が必要で、概ね5年毎に保護塗装が必要になってきます。これに対し、テクノパネルシステムは、FRP製のパネルを使用しているので、長期にわたる耐用年数が期待できます。約10年毎の保護塗装で耐用年数30年以上が期待出来ることから提案しました」
テクノパネルシステムを採用した経緯をこう話すのは、神奈川県横浜市で建築事務所を経営する「アーバン・スペース建築事務所」の五十嵐一夫代表。同市内の「アドヴァンス鶴見旭台管理組合」の大規模修繕工事で設計監理を担当し、テクノパネル現場見学会では管理会社、管理組合、設計事務所、居住者と多くの方々に参加要請をしてくださいました。
「集合住宅の大規模修繕は、断熱だけを考えると最上階に入居する人だけが恩恵を受けます。しかし集合住宅は、住んでいる人すべてが、有益となることを考えて改修工法を選定しなければなりません。テクノパネルシステムの特長は断熱・省エネ効果、廃材処分といった環境への配慮の他に、長期的なメンテ費用の削減(在来工法と比較し、既存仕様や施工面積にもよりますが、将来的に約40%前後のコスト削減が可能)が望める点です」 ― 同管理組合では、今後の給排水管工事と複数回の大規模修繕コストが急激に増加するが、居住者の高齢化とともに収入は減少することが予想され、将来的な修繕コストを少しでも削減できるようにと、提案者以上に管理組合さまのご賛同をいただき、採用となりました
「テクノパネルシステムは、初期費用こそ少しかかりますが、将来を見越した計画修繕に大変有効な工法です。修繕積立金を他の維持管理費にあてるなど有意義に使えますからね!」
また、「修繕工事を検討する場合、修繕積立金で賄える工事をするというのではなく、自分たちの財産を今後、どうのようにしたいのか、所有者としてビジョンをもった修繕計画、資金計画を検討する必要がありますね」。と五十嵐代表。テクノパネルシステムを他の管理組合へも提案していきたい、と語ってくださいました。
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